これはとある高校生の青春ドタバタコメディーストーリーである―(大嘘)
どうも、でんたくです。
高校卒業しました。
びっくりするほど早かった。
秒だった。秒、秒。
今回は私の高校生活を物語チックに振り返る記事です。
- 序章 ドキドキ!?高校入試!
- 第一章 辞めないで!貴方の高校生活始まったばかりなんだから!
- 第二章 闇の高2時代!?闇を切り裂け、我に光を!!
- 第三章 最終学年、最終決戦
- 最終章 ありがとう、これからも
序章 ドキドキ!?高校入試!
みんな、高校受験って知ってる?
そうだね、高校に入るための試験だね。
私は第一志望の公立高校を決めたのが中三の1月。
入試は3月初旬。
どう考えても決めるのが遅かった。
受験勉強というものをしないといけないんですけど、なんのやる気も出ない。
特に英語とか中二の苦手さえも中二に置いてきたので、今更どうにかしようとか無理なのですよ!ハハハ!!
あ、因みに未だに中学の苦手は中学に置いてきてしまいました。
勿論高校の英語なんかは殆ど苦手。大過去を理解したのは高三の時。
とまあ、こんな調子なので受験勉強をするにしても1からやろうとかは無謀。
今考えると2か月もあればなんとかなったかなとも思いますが、当時のでんたくのキャパ的に無理だった。脳の容量が10MBくらいしかないので。
とりあえず、公立の赤本は買いました
傾&向&対&策やな。
理解しながら勉強してたかといわれると怪しいけど(怪しいどころか多分理解してない)、とりあえず問題の形式を頭に叩き込んだ。
「まぁ…私立は受かってるから、中卒は免れるでな…。気楽にいくでな…。」
と、中学の卒業式の2日後受験に挑む。
ー受験終了後
数学分からなさすぎワロタwwwww
数学意味不wwwww
数学#とは
数学がわからなさ過ぎて笑った。
あんな問題聞いてない。正直他の教科はどうでもよくて、数学の出来なさしか頭になかった。
ぶっちゃけ落ちたなーって。
(受験が終わった日の書き込み)
むしろ気が楽。私立行こうという気持ちも固まってました。
あとは公立の合格発表全裸待機って感じ。
いや、待機ちゃうわ。見に行かなあかんかったわ。
3月19日、合格発表。
同じ中学の友人Aと一緒に合格発表に。
どっちかが落ちたらそれはそれだ、開き直ろう、というスタンスで。
あのー…3年も前の話だし結果から言いますと、受かってました。
目悪かったんでめっちゃ目を凝らして自分の番号を見ました。
正直受かると思わなかった。
因みに、これが高校生活のピークだよ!
第一章 辞めないで!貴方の高校生活始まったばかりなんだから!
第一節 合宿が運命の分かれ道!?
入学し、一緒に合格発表に行ったAと同じクラスになりました
隣の席は同じ中学の人だったが全く知らない人。
3年一緒の学年にいても知らない人いるんだなぁと思いました。
でも割といるよね。(この人とはこの後同じ学系に進むことになります)
ただね、もう本当に、本当に、馴染めなかった!
自分の人見知りが病的レベルなので、自分から話しかけるのとか無理。
そんな中、我が校では高1恒例のオリエンテーション合宿というものがあります。
「知らん人と一泊二日かぁ~きっついなぁ~」
とグチグチ言いながら行きました。
出席番号順で班が組まれるんですけど、そこが運命の分かれ目だったね。
その時に初めてオタクの友人が出来たんですよ!!
中学生の時はオタクをひた隠しにして生きていたんですが、高校に入ってオタク趣味を共有できる人が出来たというのはめちゃくちゃ大きいですよ。
その時の友人、ありがとう。君がいたから今の私があるんだぞ。
話せる人が出来てからは割とそれなりに合宿も頑張れましたね。
後々思ったことなんですけど、高1で学校辞める人は大体これをきっかけに学校に来なくなります。
少し話せるようになった子が出来ましたが、辞めちゃいました。
でも、それが正直羨ましかったんですよ。
なんせ、自分がこの学校絶対合ってないって思っちゃったんで。
辞めた人は辞める決断が出来た。
だけど自分は何も考えずこのまま学生生活送るのかなと思ったらなんか悲しくなっちゃったんですよね。
実は本気で学校辞めようと思ったことがこの先何回もあります。
あーでも今思えば辞めなくて正解だったのかなぁ~。
正解とか不正解とかないと思うんですけど。
全日制の高校辞めて、通信制の高校行ったらどんな人生になってたのかなぁ。
それはそれでまた別の道が開けてたんかもな。知らんけど。
第二節 青春って言ったらやっぱ部活っしょ!!
部活どうするよ!!
なぁ、部活!!
高校生といえば部活だろ!?なぁ!!
と言わんばかりに学校は部活を推していきます。
部活の入部率的なアレですよね。
オープンスクールのときに中学生に言う
「我が校はこんなに部活頑張っている生徒がいますよ!!」
ってやつですよね。分かります。
私も最初は別に帰宅部でいいかなあって思ってたんですよ。
でもせっかくだしなんか部活入りたいなぁ、でもきついのは嫌だなぁ~。
運動部は論外。
楽器できないし吹奏楽部も無い。
料理も好きじゃないから家庭科部も無い。
昼休みつぶれるの嫌だし放送部も違うなぁ。
写真部は活動場所が分からなかったので早々に諦めました。
で、最後に残ったのが、美術部と漫画研究部です。
美術部か漫画研究部か。
そこで最終的な決め手になったのが、楽そうなのはどっちかっていうところ。
私やっぱそういう人間なんですよ。
そんで、漫画研究部に入りました!
週3活動、活動も自由な感じでいいやんって。
でもね、入部するまでが勇気いるんですよねぇ。
チキンなんでやっぱ入部を決めてから見学するまで1週間はかかった。
教室から部室までそんなに離れてないのに何キロも離れていたように感じました。
初部活、馴染めるか不安でした。
が、割とすぐに友達が出来ました。
あの時話しかけてくれた友人たち、ありがとうございました。
君たちがいなかったら私の高校生活もっとつまらなかったと思います。
漫画研究部に入って、初めてオタクをカミングアウトして、本当によかった!
あれから私の漫画研究部生活が始まりました。
第三節 人生最大の挫折!?それはちょっと言いすぎじゃない!?
高校生になったら文理選択っていうのをしなきゃいけないんですよね。
でも私壊滅的に文系科目も理系科目もできないんですよ。
進路もどうするか死ぬほど迷いました。
迷いすぎて太陽が西から上り始め、北からミサイルが飛んできました。
そして私の一度出した結論が
表面上は文系に行って、芸大か美大に行こう。
つまり美術系に行こうということです。
私は小学生の時に「自分の絵の個展を開きたい」と言ってたほど、私は幼い時から絵を描くことが好きです。
この一つ目の決断をしたのが高1の夏前です。
そして夏に美術の講習会みたいなのに参加しました。
で、ここで今までの人生の中で最大の挫折を経験することになります。
美術の講習会でデッサンとかしてたんですけど、何故かわからないんですけど、本当に本当に絵が描けなくなっちゃったんですよ。
それまでは幼い時から毎日のように絵を描いていたのに。
絵への執着が完全に消えた。
本当に、怖すぎ。
今まで絵しかなかった人が筆を折って、いったい何が残るのだろうか。
めっちゃ思いました。
でも本当に描けなくなったんですよ。
そこからちょっとして月に数枚落書きを描くくらいにまでは回復したんですが、とてもじゃないけど美術系に進む決心はつきませんでした。
そして秋、私は情報系に進む、という結論に至りました。
情報系は一応理系の部類には入ります。
先生にも
「美術はもういいの?」
って聞かれたんですが
「いいです」
って答えちゃいました。てへぺろ。
そこから私は情報系のクラスでやっていくことになりました。
そんな私の高校生活、一体全体どうなっちゃうの~!?
第二章 闇の高2時代!?闇を切り裂け、我に光を!!
第一節 楽しくねえ、だが、それでいい!
私にとって高二は闇だった。
ぶっちゃけ何も楽しくなかった!!!
まず楽しくないポイントその1。
友達がいなさすぎる。
情報系というか理系クラスにあまりにも友達がいない!
友達がいなかったら何が始まると思う?
そうなんだよね、ボッチ飯だよね!(関暁夫風)
高1の時は、同じ中学の子とかと食事をしなんとか逃れていたけれども、まさか高2になってボッチ飯生活を送ることになるとはーーー!
私も予想外ーーー!
でもね、ボッチ飯ってね、1週間で慣れるよ。
いや、マジで。
寧ろボッチ飯の方が自分の好きなように昼休み過ごせるからいいよ。
…なんかこういうこというと負け犬の遠吠えにしか聞こえないのなんでだろう~
でも、本当なんですよ!
自分ひとりには慣れているのであまり苦じゃないんですよ。
でもねぇ、やっぱねぇ、友達はいた方がいいねぇ…(しみじみ)
因みになんですが、高三の最後の最後までボッチ飯でした。あざす。
楽しくないポイントその2。
授業。
でも結構そんな人多いでしょ??
もう耐えてる教科が皆無!
国語も英語も数学も生物も日本史も耐えてなさすぎる~!
高2の秋に私は人生最低点19点をたたき出しました。
数2だった。
いや本当に目を疑ったよね!?
流石にあの時は勉強してなかった。
落単も覚悟したけどその後の微積の範囲で巻き返して耐えました。
プログラミングの授業もあったんですが、なんせもう分からん。
今の小学生はプログラミングの授業とかあるじゃないですか。
あれってscratchとか使ってるんでしょ?
私もああいうのがよかった!!
ETVで厚切りジェイソンが番組やってるけど、ああいうのだったら絶対続けれた。
ファーストコンタクトがダメだったね。
人は第一印象が大事というけど、プログラミング言語も第一印象だね。
しかと学んだ。
でも12人くらいの授業でなんとか3位までには上り詰めました。
なかなか頑張った。
でも、嫌なことばかりではなかったです。
そのプログラミングの授業で、情報系での友達が出来た!!
その子たちは全然クラスも部活も違ったんですけど、凄く優しくて、良識のある人たち。
でも個性的で自分を持っていて、私的にはすごく尊敬できる友人でした。
見てないと思うけど、その時の友人、私と関わってくれてありがとう!
この辺から、情報系に進んでも悪くなかったなと思えるようになりました。
というかそれまでが楽しくなさ過ぎて人との繋がりが出来たことでちょっと楽しくなっちゃったんですよ。
第二節 こんな私でいいんすか!?
文化祭が終わり、一つ上の先輩が部活を引退しました。
いやはや、先輩にはお世話になりました。
次は私たちの番ですね、頑張ります。
…ってね、爽やかに言いたかったんですけど、ちょっと無理でしたわ。
なんか知らんけど私が部長になってしまった。
先輩の引退式は
「えーっ、私が部長!?やだやだやだー!」
しか記憶にないですもん。
100%他薦だったので、断るに断り切れず…。
面倒くさいこと嫌いなのよ…本当はやりたくないのよ…。
けれども、なったからにはやったろ。
しゃーなしやで?
引継ぎの時に元部長から
「機械強いんでしょ?パソコンとかその辺よろしくね^^」
って言われたけど、情報系だからってそんなパソコンにバリバリ強いわけちゃうんですわ…。
ここから私の漫研人生第二章が開幕します。
第三節 そうじゃん、進路どうすんのよ
そんなんだよねぇ、高2の最後に進路希望調査とかがあるんですよねぇ。
私模試の成績もゴミカスだしこれ大学行くよりワンチャン就職した方がいい説ない?
って考えましたよ本当に。
でも、なんかここで進学せずに就職したら自分の未来がより見えなくなるんじゃないかとも思ったんですよね。
学系の他の子たちは、国公立大とか某有名私立大とかを志望してて、とてもじゃないけど一緒に頑張ろう!みたいにはなれませんでしたね…。
そして高三の春、とある人に触発されとある決断をくだしました。
第三節…ここまで!!!
分けなくてよかっただろ/
第三章 最終学年、最終決戦
第一節 滑り込みセーフ!
三年になりました。
進路のことを真剣に考えなければならない時期です。
嫌になっちゃうね。
本当に色々考えました。
流石にこれはちゃう。
私は情報系に進み、一時期は情報学部か工学部に行こうか、それともいっそ就職しようか、といろんなことを考えました。
で、結局出した決断が、
もう一回美術系に進んでみよう。
ということでした。
高1の時に諦めたはずなんですが、どうしても進路を考えるときにそのことがチラついて、諦めきれてないんだなあと実感した次第です。
映像、絵等々、もう一回やってみよう。
とりあえず、4年だけは好きにやらせてほしい。
なぜこの決断ができたか、それは幼馴染の存在です。
幼馴染はずっと目標が変わっていなくて、行動力がすごいんです。
この前なんか海外にも行っちゃって。
今では私の何十歩も前を歩いていて、別次元に行ってしまったようにすら感じます。
その姿に心打たれました。
その子には恥ずかしくて直接言えてないんですけど、本当にありがとう。
勝手に憧れの存在にしています。
俺、やるよ…。
人の心を動かせられるような作品、作ってみせるよ!!
…普段ふざけたやつがこんなこと言ってても説得力もクソもないですね。
日頃の行いって大事ですね。
なので、このブログの説明欄にある
「とある情報系高校生の何気ない日常」
は4月から
「とある美術系大学生の何気ない日常」
になります。
どうぞ、よろしくお願いします。
あ、でも変えるの忘れそう(小声)
そんなこんなでAO入試の3月前に、受験校を決めました。
流石にあたふたしすぎた()
無事に合格し、有り難いことに入試成績優秀者で入学金全額免除もいただきました。
これはもう逃げられませんね…。
第二節 部活ってやっぱ入るべきなんだなぁ
最後の文化祭後、1年の任期を終え、漫画研究部を引退しました。
そのときの話はブログで記事にしているので詳しくはそちらをご覧ください。
最初は馴染めるかわからなく不安しかなかったけど、いい先輩に出会い、部長になっていい後輩、同輩に助けられやっていけました。
間違いなく私の高校生活のほとんどは部活です。
引退してもだらだら部活に居座り続けました。
後輩のみんな、ダルがらみしてごめん。
こんな部長と仲良くしてくれて本当に嬉しかったです。
これからも頑張ってほしいです。
やっぱ部活に入って正解だったなぁ!!
私の高校生活の中最大の成功体験ですよこれは。
引退式で貰った寄せ書き達は宝物です。
私を部長にしてくれてありがとう!!!!!!!!
ひゃっほい!!!!!!!!!!
第三節 卒業式と書いてエンディングと読む!(適当)
卒業式、全く卒業した実感がわかない。
普通にまた学校行きそうな感じ。
ん~、にしても高校生の肩書失うのは惜しいなぁ!
これ中学卒業した時の私の書き込みなんですけど、今熱烈に高校4年がいいって思ってます。(けど高校は留年しようと思えばできちゃうというアレ)
卒業式泣くかなぁ~とか思ったんですけど全然泣かなかったですね。
(因みに中学の卒業式は号泣した)
なんというか、それも実感の無さから来てるのかなと。
式の中の卒業生代表による答辞、あれはちょっと泣きそうになった。
読むのが無茶苦茶上手。
涙を誘うやつやんあれは。
最後に校門まで花道作ってくれてそこを卒業生が通っておわりなんですが、そこで初めて
「あぁ、これ、本当に終わりなんかなあ」
と思いました。
私あんまり写真に積極的に映るタイプじゃないのでそんなに写真撮れなかったんですけど、後輩と学系の子と撮れたので満足です。
帰りは部活の同期メンバー兼学系の同期メンバーと帰りました。
その子たちとは部活も学系も一緒で、もしかしたら高三では一番多く関わった人なんじゃないかなと思います。
春から全員別の道ですけど、お互い頑張ろうぜ。
陰ながら応援してるやで。
そんな感じで私の高校生活は終焉を迎えたのでした。
あっさりしすぎじゃね!?!?
最終章 ありがとう、これからも
こうして私は高校三年間無事にやりきることが出来ました。
この三年間で、他人の力は絶対頼らないとやっていけないなあと思い知らされました。
どの場面でも絶対人がいて、自分はその人の力を頼って生きていった。
どんな些細なことでも。
確かに仲が良い友達は少ないだろうよ、相対的に。
(ここでの「友達」の定義は「勤務、学校あるいは志などを共にしていて、同等の相手として交わっている人。」というものとします。出典: Wikipedia)
でも!
この世界、友達じゃなくても助け合えるやん!
幼稚園や小学校のときはクラスのみんなが友達!みたいなスタンスだったけれども、実際そんなことないじゃん?(唐突の関東弁)
困った人が助けを求めていたら助けられる人が助ける。
そうやって社会って成り立っているのかなあ。
実際はまだ社会に出てないので分からないけど。
もし社会人になって私が
「社会はクソ!〇ね!!」
って言ってたら察してください。
人の意見は変わるもんです()
でも、とりあえず、この三年間、リアルやネット関係無く、私に出会って、関わって、助けてくれたすべての人へ
本当に本当にありがとう!
よかったら、これからもよろしくです。
これにてとある高校生の青春ドタバタコメディーストーリー(大嘘)はおしまい!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回作、とある大学生の青春ドタバタコメディーストーリー(未定)もよろしくお願いします。
以上、でんたくでした!!
この記事書いてるときに発見したけど、Amazonとマザコンで韻踏める。
これだけは言っときたかった。じゃあ。