電卓の計算記録

とある美術系大学生兼子供番組オタクの何気ない日常

部室と引き換えに手に入った給食の話

どうも、でんたくです。

メモ帳に残されていた日記を折角なのでブログにも載っけます。

 

 

 

中学1年生の時の話。
私は美術部に所属しており、小さな部室で日々作品制作に精を出していた(というのは建前で本当は日々部員と駄弁っていただけである)
部活は楽しく毎日部活のために学校に行っているようなもんだった。


ある日、とある一報が入ってきた。

 

「市立中学で給食導入されるらしいで!!」

 

中学給食の導入である。
それまでは各々の家から弁当を持ってき、それを食べていたのだが、遂に給食が導入されることになった。
そこで一番の問題になったのは「配膳室」であった。
中学の給食は、小学校のように学校の調理室で作られたものが提供される仕組みではなく、給食を作る業者がランチボックス形式の給食を作り各学校へ配膳するという仕組みであった。
しかしうちの学校には配膳室がない。
なので作らなければならない。


察しがいい方は気付いたかもしれない。

 

そう、


我が美術部の部室が配膳室に改修されることになったのである。

 


美術部の部室は一階にあり、階段や校舎の入り口からも近い。
そして何より、無くなっても学校的には支障が出ない。
隣には卓球部の部室、生徒会執行部の部室があったのだが、部活動ヒエラルキー最下層にあった美術部の部室が犠牲になったのだ。


その当時、美術部の部室は美術室ではなく、美術部の部室として一部屋与えられていた。

 

「美術部の活動くらい美術室でやらせりゃええやん。そもそもなんで美術部に部だけの教室があったん?」

 

多分そういうことだろう。
私もそう思う。
別に美術部強豪校でも無かったし。

仕方ない。権力には屈しよう。

 

長期休みに入る前に部室の片付け、大移動が行われた。

 

そして数ヶ月経ち、配膳室が完成し給食が始まった。
そんな給食の評判は最悪だった。
まず問題としておかずが冷えていることだろう。キンキンに冷えてやがる。
まぁ出来立てでは無いので仕方ない。そんな贅沢は言えない。

しかし、

 

「こんなん食べたない!弁当のほうがいい!」

 

という声も多く、保護者に給食を試食してもらう試食会が行われた。
そしてその試食会で出されるメニューはカレーライスであった。


いや、カレー出したら間違えないやん!
カレーは美味しいやん!
もっと微妙な味のカレー風味のサラダとかオレンジチキンとか出せよ!!

(※サラダやチキンに罪は無い)

 

因みにこの給食問題はまさかの展開で幕を下すことになる。


給食業者による給食への異物混入事件で市の中学給食が休止することになったのである。
部室と引き換えに手に入った給食は私が中学を卒業をするまで再開されることはなかった。

 

おわり