電卓の計算記録

日常とテレビとその他諸々

ニャンちゅうの声優交代で実感したEテレの長寿キャラクターの魅力

どうも、でんたくです。
そして、お久しぶりのブログです!
前回のブログが誕生日ブログだったのでかれこれ4か月ぶりですかね。
11月でこのブログは6周年を迎えたそうで…。
もう笑ってしまいますね。
だって6年ってすごいですよ、開設当時小学1年生だった子が中学生ですからね。
そんだけ経ったってわけなんですね…。
このままダラダラ続けてたらきっと10周年もあっという間なんでしょうが、これからも「電卓の計算記録」何卒よろしくお願いします。

 

……って、違う違う!!

 

今回はそんな年数回しか更新せんしょーもないブログに思いを馳せる記事では無いんですよ。
タイトルにもあります、Eテレのキャラクターのお話です。

Eテレの人気キャラクターである「ニャンちゅう」の声優交代が発表されたのは皆さんの記憶にも新しいですよね。

www.oricon.co.jp

 

私はこの情報を知った時にえも言われぬ感情に襲われ、勢いに任せて大量のツイートをしてしまいました……笑

ツイート

私の中ではニャンちゅう津久井教生さんを知り、津久井さんといえばニャンちゅうニャンちゅうといえば津久井さん、という印象ができあがっていました。
というか、その印象は今後一生変わらないんだと思います。
現在ALS(=筋萎縮性側索硬化症)で闘病中である津久井さん。
ブログも拝見しているのですが、そこでもニャンちゅうという存在が津久井さんにとっても大事なものなんだなというのをひしと感じていました。

そんな中での津久井さんの降板。
ご病気のこともあり、いずれこうなることは一視聴者としても覚悟はできていたこと。けれどいざこう発表されると一旦しっかりショックを受けましたね……。
ショックを受けた中、2つ嬉しかったこともありました。

1つ目は二代目ニャンちゅうを演じられるのが羽多野渉さんだったということ。
私は声優のラジオ番組を聴くのが好きなので羽多野さんの出られているラジオ番組を聴くこともあるのですが、番組内でもニャンちゅうのモノマネをやられることが度々あるんですよね。しかもめちゃくちゃ似ている……笑
話を聞けば、お二人は声優事務所である81プロデュースの先輩後輩。そして養成所時代の先生と生徒という間柄。
授業でニャンちゅうの練習をしたこともあるといういわば”師匠と弟子”の関係性なのです。
このバックグラウンドを知ると、二代目を演じられるのは羽多野さんしかいなかったんじゃないのかとすら思ってしまいます。
羽多野さんのニャンちゅうなら絶対好きなままだろうな、というどこか安心感のようなものを勝手に覚えるのです。
交代後も津久井さんはアドバイザーとして参加されるようで、とても綺麗なバトンタッチだと感じました。


2つ目はこの「ニャンちゅう」というキャラクターがこれほどまで大勢の人に愛されているキャラクターなのだと実感できたこと。
情報が発表されてからというものSNSのトレンドには「ニャンちゅう」関連のワードが並び、沢山のユーザーがその声優交代についての思いを呟かれていたのです。
一子供番組のキャラクターの声優交代が話題になるというのは、ひとえに「ニャンちゅう」というキャラクターが長きにわたってその時代時代の子供たちに愛され続けてきたからでしょう。
30年前ニャンちゅうを見ていた子供が親になり、自分の子供と一緒にニャンちゅうを見る。
そんな家庭が沢山あるのだろうと想像するとそれだけで涙ちょちょぎれますね……。想像だけですが……。

これはニャンちゅうに限った話ではありません。
Eテレには愛され続けているキャラクターが沢山います。
声優交代という話で始めた記事なので声優的な話をするならばやはりチョーさんは外せませんね。
Eテレにおけるチョーさんといえばワンワンの声優・スーツアクターを務められていることで有名です。(ワンワンに中身なんて無いよ!?すーつあくたーって何!?というよい子はここでブログを閉じよう!!!)
サラッと書いていますが、声優もスーツアクターもこなしているというのは常人技じゃないなと本当に驚きます。
チョーさんもこのワンワンというキャラクターをずっと続けていきたいと語っており、周囲から愛されるキャラクターは演じる側にも愛されているんだなと……。

jisin.jp

また、上記のリンク先でも書かれていますが、チョーさんといえば『たんけんぼくのまち』に出られていたことでも知られています。
『たんけんぼくのまち』は今年何十年越しの再放送があったのですが、その際チョーさんが「みんな、大きくなったね」とメッセージを残してくれたんですよ。
そんなん……泣くだろ……。
テレビは放送されたものを視聴者が見る、という一方向的なもの。
しかしこの何十年という歴史の中でかつての視聴者側と製作側には『たんけんぼくのまち』という番組を通じて双方向的な繋がりが生まれたと思うのです。(この番組に限った話ではありませんが)
それがこのチョーさんの「大きくなったね」という言葉から感じてしまい、世代ではないにもかかわらずちょっと泣いちゃいましたね……。

 

ニャンちゅうやワンワン程の歴史はありませんが、気付けばもう13年目のキャラクターであるサボさんもこの話をするには外せない……!
サボさんを演じられている佐藤貴史さんもチョーさんと同じく声優とスーツアクターを兼ねて演られているのです。

crea.bunshun.jp

Eテレ人気キャラのクロスオーバー音楽特番『こどもうたまつり』ではワンワンと共にMCをするなど、ポジションは完全にワンワンのそれです。
みいつけた!』が長寿番組になっていけばサボさんもワンワンやニャンちゅうみたいなそんなキャラクターになるのかな、なんて思ったりします。
Eテレのキャラクターは番組こそ終わってもキャラクターは生き続ける、ということもありますからね。(『みいつけた!』大好きなのでなるだけ長く続いて欲しいけども!)

私はサボさんが好きなのでこれからも沢山の人に愛されるキャラになって欲しいな、と願ってます。

 

こうしてEテレの長寿キャラクターを見ると、番組のマスコットキャラクターというのはただ単に番組を彩るための存在ではない、というのを実感するのです。
親も子もそのキャラクターを楽しんだ時期がある。そして何年か経ってそんなキャラクターがいたこともすっかり忘れた頃、テレビやネットでふとそのキャラクターを見た時に「懐かしいなぁ」なんて感じる。
そんなキャラクターの在り方がとても素敵だと思っています。
Eテレのキャラクターの魅力って、そういうところなのかもなと、今回再発見しました。
子供の頃見た景色は生涯の宝であり十字架です。
私はEテレのキャラクターたちが今の子供、そしてかつての子供にとっての宝であってほしいなと、これからも一Eテレファン、Eテレ視聴者として願っています。


【こぼれ情報】
・ワンワン・サボさん・コージ園長がMCを務める「みんな集まれ!こどもうたまつり 世界こどもの日スペシャル」が11月23日に再放送されます!https://www.nhk.or.jp/kids/utamatsuri/utamatsuri_2211.html

・伝説の「卵かけご飯事件」も流してくれた神回「ニャンちゅう!30周年スペシャル」が12月25日に再放送されます!https://www.nhk.jp/p/nyanchu/ts/2LLGRX18K8/

 

お゛お゛ぉ゛ん!に゛ゃんち゛ゅうだに゛ゃあ゛あ゛ん!!゛お゛ね゛ぇさぁ゛ん!

(津久井さん、お疲れ様でした!今年度いっぱい、cv津久井ニャンちゅう味わい尽くします!)

 

おわり